特別講座/特別演習

パリ国立高等音楽院のディアナ・リゲティ教授を迎え、フランスの音楽教育の特長を生かした3つの特別講座や、リハーサル~本番までの流れを体験できる特別演習を開講します。

特別講座

◆ オーケストラスタディ

オーケストラのオーディション対策に特化したレッスンを開講。弦楽器クラスのアカデミー受講生対象。
各日1回90分。 楽器ごとに日程が異なります。ヴァイオリンは2日間の受講も可。

  • 3月27日(金)、4月3日(金):ヴァイオリン
  • 3月28日(土):ヴィオラ
  • 3月29日(日):チェロ

◆ 初見

フランスの音楽教育において特に重視されている「初見」を実践的に学ぶ講座。フランスへの音楽留学を考えている方には特に受講をおすすめします。ピアノ・弦楽器クラスのアカデミー受講生対象。各日1回90分。1人何回でも受講可。

  • 3月27日(金)~3月31日(火)、4月3日(金)

◆ 室内楽

ピアノ・弦楽器クラスのアカデミー受講生対象。デュオ、トリオ、カルテットのメンバーを事前に募集します。グループで応募する場合は、アカデミー受講生以外の方がメンバーとして参加することも可能です。ただし、その場合も各参加者には受講費用(入学金・授業料)をお支払いいただく必要があります。

  • 各日1回1時間/アカデミー期間中グループごとに全4回

特別演習 Concerts fleuris(コンセール・フルリ)

チェリストである教授と共に室内楽作品を演奏するプロジェクト型教育プログラム。1作品(15分程度)につき2回のリハーサルと1回のゲネプロを行い、ランチタイムにミニコンサートを実施します(入場無料)。コンサートのうち1回はバロック音楽を取り上げる予定です。ピアノ・弦楽器・管楽器クラスのアカデミー受講生対象。グループでの応募も可。

コンサート開催日:
  • 3月27日(金)
  • 4月2日(木)
  • 4月3日(金)
曲目について

参加人数や編成に応じて、教授が事前に演奏する作品を決定します。楽譜は必要に応じて事前に受講生に送付されます。
参考として下記に曲目の例をご紹介します。下記以外の作品が選ばれる場合もあります。
1曲の演奏時間の目安は約15分です。原則として2回のリハーサル(各回約1時間)と1回のゲネプロ(約1時間)リハーサルを予定していますが、それぞれの所要時間・回数は曲目に応じて変更になる場合があります。

モーツァルト:フルート四重奏曲第(受講生:ヴァイオリン1名、ヴィオラ1名、フルート1名)

モーツァルト:オーボエ四重奏曲 ヘ長調 K.370/368b(受講生:ヴァイオリン1名、ヴィオラ1名、オーボエ1名)

ブリテン:幻想曲 op.2 (受講生:ヴァイオリン1名、ヴィオラ1名、オーボエ1名)

ベートーヴェン:弦楽四重奏曲(受講生:ヴァイオリン2名、ヴィオラ1名)

ラヴェル:弦楽四重奏曲ヘ長調 第1楽章、第2楽章(受講生:ヴァイオリン2名、ヴィオラ1名)

フランク:ピアノ五重奏曲ヘ短調 第1楽章(受講生:ピアノ1名、ヴァイオリン2名、ヴィオラ1名)

フォーレ:ピアノ四重奏曲 第1番ハ短調 op.15(受講生:ピアノ1名、ヴァイオリン1名、ヴィオラ1名)

※チェロクラス受講生が参加を希望する場合は、チェロ2台の作品も提案可能。

シューベルト:弦楽五重奏曲ハ長調 op.163 D.956 第1楽章(受講生:ヴァイオリン2名、ヴィオラ1名、チェロ1名)

メンデルスゾーン:弦楽八重奏曲変ホ長調 op.20 第1楽章、第3楽章」(受講生:ヴァイオリン4名、ヴィオラ2名、チェロ1名)

ピアソラ:「ブエノスアイレスの四季」より「春」「夏」(受講生:ヴァイオリン4名、ヴィオラ2名、チェロ1名)

歴史的知識にもとづく演奏を考慮して、ラモーやリュリ、クープランなどの作曲家を取り上げます。

※特別講座/特別演習は原則としてアカデミーのマスタークラス各科目の受講生を対象としますが、特別講座/特別演習のみの受講を希望される場合、事前に音源審査を受けていただきます。詳細はお問い合わせください。また、室内楽/特別演習のみの受講は、グループでの応募に限り可能です。個人での応募はできません。

※アカデミー受講生がグループで室内楽/特別演習に応募する場合、受講生以外の方がメンバーとして参加することも可能です。ただし、その場合も各参加者には受講費用(入学金・授業料)をお支払いいただきます。

※受講希望者数が一定の人数に満たない場合、開講を中止することがあります。

※日程や回数、内容が一部変更される場合があります。